東京物語(小津安二郎監督):映画感想
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小津安二郎監督の東京物語を見ました。
この映画は、世界的に人気が高いみたいですね。小津監督を敬愛している世界的映画監督も多いです。
感想は、「僕みたいなひよっこには、まったくわからない映画」という感じです(笑)
とにかく、静かな映画でした。最近の映画では考えられないほど静かです。
さらに、カメラの動きがありません。たぶん、すべてカメラは固定で撮られていると思います。なのでカメラは動きません(パンもティルトもしない)。映っている人とモノが動くだけです。
それから、登場人物が対話するシーンは、正面からの映像を交互に使っていました。つまり、役者さんはカメラに向かって話しかけているんです。この技法は、小津監督を敬愛する「Shall we ダンス?」の周防正行監督や竹中直人監督の映画では、よく使われているそうです。
また、ローポジションから撮る映像が多かったですね(上記に掲載したDVDの写真のようなシーン)。ちゃぶ台を囲んだ家族をローポジションから撮るのは、小津監督がよく使われたんだんと思います。その後、多くの人がこの撮り方をやって、ホームドラマでは定番のシーンになったのかもしれません。
僕も、小さい頃に見たテレビドラマでは、よくこういうローポジションから家族全体を映すシーンがあったと思います。
最近では、畳にちゃぶ台というのがなくなってしまったので、こういうシーンを見なくなりましたね。
小津監督の作品は、余計な物を削って削って削りまくって、本当に必要な軸だけを残したような作品でした。なので、僕も含めて現代の映画を見慣れている人には、退屈に感じると思います。
しかし、歳をとるごとに、何度も見るごとに、小津監督の作品のよさがわかっていくんだろうな~と思いました(笑)
この作品が上演されたのが、1953年ですから、もう55年が経っています。55年たった今も、小津監督が亡くなった後も、このように多くの人に感情(喜びや悲しみ)を与えられるってすごいですね。小津監督の生きた証です。
時代を超えて感情を伝えられる作品は(映画や小説、音楽、絵画など)、すばらしいですね。
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